あなたの見る世界に私は
結
今日はいつもより早めに家を出た。…早すぎたかも。昨日からずっと気分が良いから今日は早めに学校に行って予習でもしちゃおうかななんて思いながら電車に乗る。
…なんて空いているのだろう!
私が乗っている電車はもともと通勤ラッシュの時間帯に乗っても座れるぐらいに空いている。だからこんな早い時間には一車両に5、6人ぐらいしかいなかった。
「あれ、結城ちゃん?」
(高橋くん?こんな早い時間に乗ってるんだ…)
「ぁ、おはようございます、」
あ、声裏返っちゃった…
あまり話したことがない人と話そうとすると緊張してしまう。
「いつもこの時間に乗ってるの?」
「ぃや、今日はいつもより早めに来ました…。」
また声裏返っちゃった。
…なんて空いているのだろう!
私が乗っている電車はもともと通勤ラッシュの時間帯に乗っても座れるぐらいに空いている。だからこんな早い時間には一車両に5、6人ぐらいしかいなかった。
「あれ、結城ちゃん?」
(高橋くん?こんな早い時間に乗ってるんだ…)
「ぁ、おはようございます、」
あ、声裏返っちゃった…
あまり話したことがない人と話そうとすると緊張してしまう。
「いつもこの時間に乗ってるの?」
「ぃや、今日はいつもより早めに来ました…。」
また声裏返っちゃった。