両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



これから楽しいドライブが始まろうとしているのに、ナニそれやだ。


テンションがマイナス――。






「そっか」


「この辺、いーよな」


「――あー、そだね。でもなかなか高いよ?」





猛禽女が近所に越してくるなんて嫌だ

嫌すぎる。



そう瞬時に思ってしまった私は、ハジメの問いかけにうまく返せない。

< 115 / 753 >

この作品をシェア

pagetop