両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



毎日毎日が理不尽なことだらけで、いつの間にか嫌なことは数秒で消化する能力を私は身につけた。


忘れてしまえば、前に進める






台所に立って、ミネラルウォーターとポカリをトレイにのせる。


風邪薬はなくて、鎮痛剤しかないのでそれを一緒に寝室に運ぶ。


やだな、明日日曜日なのになんの予定もないー


そんなことを考えて、部屋をノックする




「敦史、薬持ってきてあげたわよ」

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