両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



案の定、短縮出来たのは10分ほどで。


結果としては、15分の遅刻。






「すっ、すみません」


息を切らせて企画室に飛び込む




「あー、お早うございますー」


のほほん、とした顔で三浦がそう言った



「……あれ?坂巻さんは?」


「打ち合わせ行きましたよ」


「……へ?なんの?」



「伊藤さん、知らないんですか?」


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