両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



このタイミングかー。



……いや、いいのかも。




いや、違う、そんなんじゃだめか。

うーん、と固まったまんま考えていると、そんな私の様子に三浦が首を傾げた



「伊藤さん?」


「――ん、ああ。ごめん、誰かわかんないけど、その人大丈夫なのかな」


「さぁー、どうなんですかねー」


「……」




仮にも敦史が管理職としてその坂口君とやらを教育するんなら、大丈夫なの……かな

< 319 / 613 >

この作品をシェア

pagetop