両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




――ゴミ、はない。







頭いたくなってきた、いや。最初から痛かったのかも。

わかんない



「すみ――」





「あのさぁ! そんないつまでたっても同じ事繰り返してて、明日もあると思ってるの!」




部屋に響いた、ヒステリックな高い声。


――え、え、な、ナニ!?





「聞こえてるの!」

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