両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



ストレスMAX。


なんか、息切れすらしてきた。



やだもう、地団駄踏んで暴れたい(一人で)





直美が哀れむような視線を私に向けて来たので、私はそれに無表情で返した


助けて、直美。


行くよ、私。ワインだろうがなんだろうが、味わからないけど行くよ。


いい歳して、もうこんなの繰り返してたらほんと大変な事になる。


店をぞろぞろと出て、その中に紛れてトンズラ。と思っていても、ここは14階。



エレベーターを待っていたら、「お前置いてくなよ」と、すぐさま敦史に捕獲された



だいたいアンタがいらんこと言うからこうなったんだよ!

と、私は敦史を睨みあげた

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