犬系男子に飼われています
...おじゃましまーす


翔の家は結構来たことあるけど泊まるのは初めてだ。ましてや1ヶ月なんて。


手を洗って翔の部屋に向かったその時。


翔がいきなり私をベッドに押し倒してきた。


ちょ...?!翔っ...!


そう言う間もなく唇が塞がれた。


おいおいまってくれ!いきなりすぎっ...!


息ができなくてちょっと顔を離してもまた塞がれる。


塞がれた唇に翔の舌が入ってくる。


甘い感覚に熱っぽくなる。


しばらくして、やっと離してくれたら翔が頭をなでてくる。


「いい子だね。」


それだけ言うと顔を真っ赤にして起き上がる翔。


枕に顔を押し付けながら


「我慢できなくてごめんね。」


そう言って枕から顔を離して私を見つめてきた。


顔は真っ赤で少し涙のたまった目。


その顔やばい。可愛い。


やっぱ私のこと飼いならしてくるけど犬系だな
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