冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

美海「意識は・・・先生が・・・ヒックみんなを怒鳴ったからヒックあります......でも、ぜんぜい
ごわがった〜うわぁ・・・」


瑠生「悪い・・・あんな大きく怒鳴ったらお前はす
ぐ泣くもんな笑」


美海「うう～ヒック」


瑠生「もう、デカイ声出さねぇから、」


先生は私を優しく抱き上げた


瑠生「これだと親が心配するな・・・
今日はもう学校俺しか居ねえから
治療もできねえし、俺の住まわしてもらってる
ところで治療した方がいい、あいつもいるし」


美海「うう～うわぁ〜んあああ〜」


瑠生「1番世話やく生徒だな」


美海「うう～ヒック」


瑠生「着いた、歩けるか？」


美海「ヒックヒック・・・・・・」


瑠生「なら、かついで連れてくか」


美海「おんぶがいい・••・・」


瑠生「笑ガキだな笑」


おんぶをしてもらって少し落ち着いていると


瑠「今帰った」


？「おかえりなさい！瑠生さん！』


美海「ヒ・・・・・・うう～」


瑠瑠生？！悪い挨拶見てえな・・・・・・ダメか」


美海「ああ～うわあ～あーあ～うう～ヒック」


？「この子誰っすか？」


瑠生「悪いお前らに今説明してる暇ねぇんだわ
今いつもみたいに俺に声かけんな
こいつ怯えちまう」


？「は、はい・・・・・・」


瑠生「栗山もう泣くな、大丈夫だから」


美海「うう・・・ヒックヒック」


瑠生「今から会う奴らもちょっと
いかついかもだけど根はいい人だから」


美「うん・・・・・・ヒック」


？「おい、お前が遅刻なんて
珍しことでもあんだな」



その人の低い声は、さっき先生が怒った声
に似ていてまた号泣してしまった。



美海「うう〜ヒックうう〜」


瑠生「お、おいなんで泣く「うわあ〜あーあ～」」



？「な、なんだ？！」


瑠「どした？何か怖かったか？！」


美海「あ、あのおじさん・・さっき、ヒック.
怒鳴った、ヒック・・・声に似てるから～
うわあ～ああ〜」


瑠生「あん時はほんとごめんな！
でももう怖くないからな！」


？「なんだその子・・・・・・」


瑠生「見てないでふすま開ける、
今落ち着かせるために手どかせねぇんだよ！」



？「お、おう」


スー


？「瑠生！お前おそ「今叫ぶな！」」



？（いや、ガッツリ叫んだろお前......）


美海「あああああああああああ～」



雪「は？なんで美海が？」



七尾「ほんとだ？！」



瑠生「ちょ、ナギ呼んでくれ、
こいつ治療しねぇと行けねぇから」


ナギ「いるぞ、「こいつを手当してくれ！」
お、おう.....・」



遥「あれ？！美海ちゃん？！なんで・・」


瑠「お前らこいつ知ってんの？！」


美海「うわぁ〜ヒック」



遥「前話した泣き虫子猫は美海ちゃんだよ」


瑠「そうか、栗山一旦おろすぞ」


美「やだ！！！！ごご、ぜんぜいみだいにおってる人達いっぱいる〜ヒックうわぁ〜」


（ここ、先生みたいに怒ってる人達いっぱい)