冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした
1章 顔からだいぶ
ピリリ~
美「んん~まだ眠い~」
目覚まし時計のアラームを消してまた眠ってしまった。私は栗山美海(16)今日から夢に待った高校生活が始まるのです!笑
母「美海~早く起きないと真実ちゃん来ちゃう
わよ~」
ピンポーン
夢の中でインターホンの音が聞こえた
真「おばさん美海は?」
母「あの子まだ寝てるわよ笑」
真「ええ?!今日初日なのに」
初日……
美海「初日!!!!!!!!!!」
2人『?!』
美海「今何時・・・嘘!?時間ない!」
私は新しい制服を適当に着替え階段を降りると焦りのあまり階段から転げ落ちてしまった。
美海「ふぎゃ!いった〜」
母(高校からは落ちないと思ってたけど・・・)
真実(変わらなかったね、しかも綺麗に
顔から落ちるなんて......)
母「真実ちゃん先に行きなさい笑
この子当分準備終わらなそうだから」
真実「そうします笑」
伊藤真実(いとうまみ)わたしの親友
美海「真実ちゃん待ってもうおわっあ」
新しい鞄を踏んで2回目の顔だいぶ
父「高校生になってもドジっ子は
変わらんな~笑」
母「あなた笑っている場合じゃありませんよ?
じ、か、ん、」
父「しまった!ゆっくりしすぎた!美海学校の階段で落ちないように気おつけろよ!」
美海「うう~・・・・」
真実「学校で待ってるわね笑」
真実ちゃんはそれだけ言って
行ってし待った
母「全く、いつまでも泣かないの!」
美海「ヒック・••・・・」
母「あんた年がら年中顔に怪我するんだから
ポーチの中に絆創膏ちゃんと
持っていきなさい」
美海「ありがとう・・・・・・ヒック」
顔から落ちたため痛みがまだ収まらず涙は止まらなかった。
朝ごはんを食べる時間もないのでおにぎりを握ってくれてそれを食べることになった。
美海「行ってきまーす」
母「行ってらっしゃい」