冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

真実「美海帰ろ」


美海「うん笑」


瑠生「栗山は残るように」


美海「え?!」


真実「美海さっきの入学式の事じゃない?」


美海「うう~そうだよね・・・・・・」


真実「ま、私今から彼氏とデートだから
先に帰るわね笑」


美海「そ、そんな~」


真実「後で電話できいちゃる!笑
それじゃあ頑張ってね笑」


美海「うん……」


美海「あ、あの先生・・・・・・来ました」


瑠生「おう」


怒られるのかな~


美海「・・・・・・」


瑠生「そんなに緊張すんなよ」


美海「はい」


瑠生「お前にこれを教室に運んで欲しい
だけだよ」


美海「あ、はい笑わかりました!」


私は安心して元気良く挨拶した


瑠生「元気いいな笑」


美海「えへへ〜笑」


瑠生「明日遅刻すんなよ」


美海「はーい笑」


瑠生「それ運び終わったら帰っていいぞ」


美海「はーい笑」


先生怒ってるのかと思ったけど・・・・・良かっ
た〜笑


美海「そういえば…あの人たち急いでた
みたいだったけど、もしそれで遅れてたら
私のせいだし今度また会うことが出来たら
お礼言わなくちゃ」


プリントを教室まで運び帰りの準備をして門までつくと母から今日のおかずを買って欲しいと頼まれて言われた材料を買うためにスーパーによった。


美海「え~と、ニンジン1袋 じゃがいも~1袋!
玉ねぎ〜2袋ほうれん草3つ キュウリ1袋
卵2個」


間違えないように言葉に出しながら買い物を終わらせ、帰ろうとすると


ブオオオ~ブルンブルン!


美海「何この音」


な、何この人の数それにバイクも・・・一体何事?
周りを見渡すとギャル達がおり道路には不良が
たむろしていたのです。


美海「な、何事?!これじゃ家にも
帰れないじゃない!」


おじさん「今日はいつもより多いいな~」


美海「おじさん知ってるの?」


おじさん「あいつらは暴走族だ」


美海「暴走族」



おじさん「先頭に立ってる男がいるだろ?あいつが
総長だよ今日は帰るのはおくらせた
方がいい」


美海「今日カレーなのに〜」


おじさん「諦めな」


美海「どれくらい?10分」


おじさん「あれだけの数だからもう少しかかるだろ」


待てるか!


美海「私は無理にでも帰るの!ありがとうおじさん!」



おじさん「え?あ、やめとけって!美海ちゃんじゃ
泣くのがおち……ってもう居ないし」


よっし!これぐらいいける!





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