続お菓子の国の王子様 結婚に向けて
正直なところ、何を言われるのか分からず不安だった。
リビングのソファに隣同士で座り、雅さんが話し始める。
「初めに、昨日のこと。本当に申し訳ないことをした。涼介と同様に、いくら謝罪をしても済まされない事も承知している。」
頭を下げている雅さんを、私は止める。
それに対して、雅さんは私に尋ねてきた。
「美愛ちゃんが思っていること、あの日感じたこと、俺に対してのこと、すべて聞かせてほしい。どんなことでも受け止めるから、たとえそれが罵倒であっても」
昨日からの私の気持ち?
沢山あって、整理できていない。
このすべてを本当に言ってもいいの?
迷っている私に、雅さんはもう一度優しく声をかけてくれる。
「全部受け止めるから、美愛ちゃんが思っていること、今思っていることすべてを俺に受け止めさせて。覚えている、コミュニケーションを大切にすること?」
少し頭を整理してから、彼に伝え始める。
「き、昨日、今まで聞いたこともない冷たい声と、見たこともない冷たい表情の雅さんに......」
リビングのソファに隣同士で座り、雅さんが話し始める。
「初めに、昨日のこと。本当に申し訳ないことをした。涼介と同様に、いくら謝罪をしても済まされない事も承知している。」
頭を下げている雅さんを、私は止める。
それに対して、雅さんは私に尋ねてきた。
「美愛ちゃんが思っていること、あの日感じたこと、俺に対してのこと、すべて聞かせてほしい。どんなことでも受け止めるから、たとえそれが罵倒であっても」
昨日からの私の気持ち?
沢山あって、整理できていない。
このすべてを本当に言ってもいいの?
迷っている私に、雅さんはもう一度優しく声をかけてくれる。
「全部受け止めるから、美愛ちゃんが思っていること、今思っていることすべてを俺に受け止めさせて。覚えている、コミュニケーションを大切にすること?」
少し頭を整理してから、彼に伝え始める。
「き、昨日、今まで聞いたこともない冷たい声と、見たこともない冷たい表情の雅さんに......」