続お菓子の国の王子様 結婚に向けて
出て行こうとする圭衣ちゃんを、大の男が笑いを堪えながら4人で止めにかかったらしい。
しかも、あの香水の匂いが強い佐藤麻茉のことを「クサヤ娘」って。
大和の言う通り、花村姉妹は面白い。
この話を俺と一緒に聞いていた大和。
「さすが、僕の圭衣ちゃん!」
昨日から感じていたが、大和は圭衣ちゃんに気があるのでは......?
それに、基本的に圭衣ちゃんは俺たち王子のことを役職名か下の名前に「さん」を付けて呼んでくれるが、なぜか大和だけは呼び捨て。
うーん、やはりこの二人には何か特別なものがあるな。
佐藤親子が再来する前に、美愛ちゃんが会議室へ案内され、すぐに涼介と圭介叔父さんが謝罪をした。
美愛ちゃんは俺とジョセフさんの間に座っているが、不安なのか、左手でネックレスのチャームを触っている。
「美愛ちゃん、みんながいるから大丈夫だよ。」
俺は彼女に微笑みかけ、安心させようと試みる。
しかも、あの香水の匂いが強い佐藤麻茉のことを「クサヤ娘」って。
大和の言う通り、花村姉妹は面白い。
この話を俺と一緒に聞いていた大和。
「さすが、僕の圭衣ちゃん!」
昨日から感じていたが、大和は圭衣ちゃんに気があるのでは......?
それに、基本的に圭衣ちゃんは俺たち王子のことを役職名か下の名前に「さん」を付けて呼んでくれるが、なぜか大和だけは呼び捨て。
うーん、やはりこの二人には何か特別なものがあるな。
佐藤親子が再来する前に、美愛ちゃんが会議室へ案内され、すぐに涼介と圭介叔父さんが謝罪をした。
美愛ちゃんは俺とジョセフさんの間に座っているが、不安なのか、左手でネックレスのチャームを触っている。
「美愛ちゃん、みんながいるから大丈夫だよ。」
俺は彼女に微笑みかけ、安心させようと試みる。