続お菓子の国の王子様 結婚に向けて
あまり眠れずに迎えた金曜日の朝。
午後にはようちゃんが帰国すると思うと、少し心が軽くなる。 雅さんは今朝も、いつもと変わらない。
「美愛ちゃん、おはよう。午後は田島ペーパーの副社長に会いに行って、そのまま食事に行く予定だよ。」
「わかった、夕飯はなしね。田島ペーパーの副社長って、雅さんの先輩なの?」
「そう、大学のね。彼はアメリカから帰国して、副社長に就任したんだ。今日は二人で、お祝いも兼ねて食事をするんだ。」
「それは楽しみですね!」
私、普通に会話できたかな?
顔は強張っていたかな?
大丈夫、大丈夫、いつも通り。
この日は珍しく、午後遅くからの外出以外、雅さんは社長室にいる。
2月のBon Bonオープンまであと数ヶ月しかない。紙カップはおそらく田島ペーパーさんに決まるだろう。しかし、まだ未決の部分があり、オープン直前までこの忙しさは続くと思われる。
午後にはようちゃんが帰国すると思うと、少し心が軽くなる。 雅さんは今朝も、いつもと変わらない。
「美愛ちゃん、おはよう。午後は田島ペーパーの副社長に会いに行って、そのまま食事に行く予定だよ。」
「わかった、夕飯はなしね。田島ペーパーの副社長って、雅さんの先輩なの?」
「そう、大学のね。彼はアメリカから帰国して、副社長に就任したんだ。今日は二人で、お祝いも兼ねて食事をするんだ。」
「それは楽しみですね!」
私、普通に会話できたかな?
顔は強張っていたかな?
大丈夫、大丈夫、いつも通り。
この日は珍しく、午後遅くからの外出以外、雅さんは社長室にいる。
2月のBon Bonオープンまであと数ヶ月しかない。紙カップはおそらく田島ペーパーさんに決まるだろう。しかし、まだ未決の部分があり、オープン直前までこの忙しさは続くと思われる。