続お菓子の国の王子様 結婚に向けて
しかし、この製作にかかる日数が予想以上に長く、休日や会社の後も指輪作りに時間を費やしている。
そのため美愛ちゃんとはすれ違いの生活を送っており、寂しい思いをさせてしまっている。
指輪作りもあと数日で終わるだろう。
この婚約指輪のことは、美愛ちゃんには秘密で、サプライズをするつもりだ。
これでようやく、美愛ちゃんの指に俺が作った指輪をはめることができ、両家への挨拶も済ませられる。
これからは結婚式の準備で忙しくなるだろう。どんなに忙しくても、俺のわがままで進めているので、文句は言えない。
今夜も紫道君の工房にお邪魔して、指輪の制作を行った。本当なら片付けもするべきだが、紫道君と彼のパートナーである香月いより君が行ってくれる。
「雅さん、早く愛しいフィアンセの元へ帰ってあげてください。あとは俺たちが引き受けますから」
紫道君の言葉に甘えて、帰宅させてもらう。
そのため美愛ちゃんとはすれ違いの生活を送っており、寂しい思いをさせてしまっている。
指輪作りもあと数日で終わるだろう。
この婚約指輪のことは、美愛ちゃんには秘密で、サプライズをするつもりだ。
これでようやく、美愛ちゃんの指に俺が作った指輪をはめることができ、両家への挨拶も済ませられる。
これからは結婚式の準備で忙しくなるだろう。どんなに忙しくても、俺のわがままで進めているので、文句は言えない。
今夜も紫道君の工房にお邪魔して、指輪の制作を行った。本当なら片付けもするべきだが、紫道君と彼のパートナーである香月いより君が行ってくれる。
「雅さん、早く愛しいフィアンセの元へ帰ってあげてください。あとは俺たちが引き受けますから」
紫道君の言葉に甘えて、帰宅させてもらう。