The previous night of the world revolution2〜A.D.〜
そして、今に至る。
「アイ公~。アリューシャと遊んで」
ゴキブリとして生まれ、名無し君になり、チビ公となって、ようやく人型のカカシになり。
そして、アリューシャ・ヘルフェンリッツという名前をもらって、人間になったアリューシャ。
随分出世したもんだなぁ。ここまでのクラスチェンジを遂げた奴って、アリューシャの他にいるの?
名前をもらって初めて人間になった。だからアリューシャはこの名前が大好きである。
「遊んでって…。昼寝するんじゃなかったの?」
「そう思ったけど、でも寝れなくてさ」
ルル公もルレ公もいないしさ。アリューシャと遊んでくれそうなのはアイ公しかいねぇ。
「…まぁ良いや。いても良いけど、ちょっと手伝って」
「ほーい」
アリューシャは相変わらず狙撃以外の取り柄がないので、手伝いと言っても大したことは出来ないが。
でも、それを恥じてはいない。シュスリーの…足首に及ぶくらいには、アリューシャも上手くなったから。
一つだけだけど、人に誇れる取り柄があるから。
だから、何にも恥ずかしくなんてない。
どういう因果か、アリューシャはあれから、『青薔薇連合会』の幹部にまで昇格した。
ここは良いところだ。面白い奴ばっかりいる。
皆何かしら取り柄がある。
頭が良い奴とか…料理が上手い奴とか…エロい奴とかさ。
…ん?エロって取り柄のうちに入る?
…まぁ良いか。
ともかくアリューシャは、ここが気に入っている。
偉くなりたいとも思わないし、面倒で小難しいことも考えられないから、そういうのはアイ公に任せておくとして。
アリューシャはアリューシャらしく、のんびりまったりとやっていくだけだ。
「アイ公~。アリューシャと遊んで」
ゴキブリとして生まれ、名無し君になり、チビ公となって、ようやく人型のカカシになり。
そして、アリューシャ・ヘルフェンリッツという名前をもらって、人間になったアリューシャ。
随分出世したもんだなぁ。ここまでのクラスチェンジを遂げた奴って、アリューシャの他にいるの?
名前をもらって初めて人間になった。だからアリューシャはこの名前が大好きである。
「遊んでって…。昼寝するんじゃなかったの?」
「そう思ったけど、でも寝れなくてさ」
ルル公もルレ公もいないしさ。アリューシャと遊んでくれそうなのはアイ公しかいねぇ。
「…まぁ良いや。いても良いけど、ちょっと手伝って」
「ほーい」
アリューシャは相変わらず狙撃以外の取り柄がないので、手伝いと言っても大したことは出来ないが。
でも、それを恥じてはいない。シュスリーの…足首に及ぶくらいには、アリューシャも上手くなったから。
一つだけだけど、人に誇れる取り柄があるから。
だから、何にも恥ずかしくなんてない。
どういう因果か、アリューシャはあれから、『青薔薇連合会』の幹部にまで昇格した。
ここは良いところだ。面白い奴ばっかりいる。
皆何かしら取り柄がある。
頭が良い奴とか…料理が上手い奴とか…エロい奴とかさ。
…ん?エロって取り柄のうちに入る?
…まぁ良いか。
ともかくアリューシャは、ここが気に入っている。
偉くなりたいとも思わないし、面倒で小難しいことも考えられないから、そういうのはアイ公に任せておくとして。
アリューシャはアリューシャらしく、のんびりまったりとやっていくだけだ。