The previous night of the world revolution2〜A.D.〜
最近の私は、仕事が多い。

というのも、最近はルレイアのぶんのお仕事も、主に私がやっているからだ。

仕事は多いが、でも大変だとは思わない。

遠くにいるルレイアの力になっていると思うと、頑張ろう、という気になる。

アイズは私が可愛くなった、と言ってくれたが。

私が可愛くなったと言うのなら、それはきっと、ルレイアのお陰だ。

ルレイアは、私が人生で初めて、好きになった男の人なのだ。

つまりは私の初恋の相手。

この私が男の人を好きになることが出来るなんて、思いもよらなかった。

絶対に、そんな日は来ないと思っていたのに。

私は、元々男の人なんて嫌いだった。

軽蔑していた。所詮男なんて、と思っていた。

私は絶対、男なんか好きにならない。心を許したりもしない。

そう決めていた。

ルレイアはそんな私の価値観を、全て変えてくれた人だった。
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