The previous night of the world revolution2〜A.D.〜

sideルヴィア

ーーーーーー…その事件が起きたのは、とある休日。

その日、俺はフューニャと遊びに行く予定だったのだが。

出掛ける直前に部下から電話が入り、すぐに来て欲しいとの要請を受けた。

仕方なく、俺はフューニャに謝って、休日出勤した。

行ってみると、そこまで緊急な用件ということもなく、夕方までには仕事も済んだ。

問題は、その後である。

お手数かけて済みませんでした、これお詫びに、と。

部下が、かなり高級な煙草を差し入れてくれた。

俺は禁煙中だから、と断ったのだが。

いやいや、一本くらい大丈夫ですよ、と勧められ。

しかも部下の一人が、「俺、ブレ●ケア持ってますよ」と一つくれたので。

まぁ…やってしまったんだな。

一本くらい良いか、ブレ●ケアあるし…と思って。

軽い気持ちで、一本だけ吸ってしまった。

そして、ちゃんとブレ●ケアも齧った。



これが間違いだった。






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