The previous night of the world revolution2〜A.D.〜
ルルシーが俺を訪ねてくるその日。

俺は待ちきれない思いで登校した。

あぁ、学校なんてどうでも良い。学校なんて心底どうでも良いから、早くルルシーに会いたいなぁ。

昨日ルルシーから連絡をもらって、あまりに興奮したので。

あれから、『Iron Maiden』の美女を四人ほど、抱き潰してきた。

あ、それとついでにエリュシアも。

そうこうしてようやく興奮が収まったので、明日はくれぐれもルルシーに粗相のないように、たっぷり『サービス』してやるようにと言い聞かせて、店を出た。

今日はもう学校なんて行かずに、今すぐにでもルルシーの腕の中に飛び込みたいというのが本音なのだが。

ルナニア・ファーシュバルとしてはそうもいかないので、仕方なく登校することにした。

全く。何が楽しくて学校になんて行かなきゃならないのか。

大体俺はもう、二度と学校には行かないつもりだったのだが?

これも仕事と思えば納得もするけど…。

それにしたって、この潜入任務は俺にとって、かなりの苦行であった。
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