ヤンデレアイドルくん

「なにやってんの大丈夫?」


綺麗な声だ遂に私にも天使さんがやってきてくれたのかなと思いながら意識を完全に手放した


〜〜〜〜〜〜〜


すぅーすぅーすぅー


規則正しい寝息が聞こえてわたしは飛び起きる


どこ、ここ


知らない部屋にいる黒と白で統一された生活感があまり感じられない部屋


ましてや目の前には知らない人が寝起きのように目を擦っている


「おはよう」


急に彼の口が開くからびっくり


なんて返したらいいのか分からなくて口を紡いでいるとその男の人は台所に移動したようで


「何か食べる?ご飯とパンどっちがいい?」


なんて呑気な事を聞いて来るけど私にはまだこの状況が理解出来ない…


「ねぇ、どっちがいい?早く答えて」


と、少し怒っているように聞いて来る


「じゃあ、、、パン、、、で、、」


そう答えると機嫌が良くなったのか「おっけー」と笑顔で返された
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