それぞれの生きる意味
最後の1年
いつしか雪が降る季節になった今日
悩み事がある
「ねぇ今日話したいことがあるのいつものカフェでもいいかな??」
「あり!男子は??」
「明らかいない方がいいでしょ?」
「うん…」
「じゃ決まりー!」
この2人に聞いてみることにする。
「いらっしゃいませ3名様ですか?」
「はい」
「好きなお席にどうぞ」
「さーて!璃空どーしたの?」
「…涙」
「え!?え!?なに!?」
「失恋でもしたかぁー?」
「コラ!ちょっと」
「ごめん、ごめん」
「あのね…」
あたしはぽつりと話し出した
「最近ほんとに最近なんだけど…
家に帰ってポツンと1人になる夜に思うことがあって…。璃空ってなんでいるのかな??ってみんなの友達としてのポジションってあるのかな?ってみんなの中に璃空がいるのかな?って」
「なにそれ…」
「すごく不安に襲われて…」
「いやそーいうのはさ?あの優しい優しい王子様にさぁ?」
「それが…」
「なになに!?」
「昨日ほんとに不安で涙が止まらなくて…
電話したの出てはくれたんだけど…
何がしたいわけ?俺は何をすればいいの?ただかまって欲しいだけだろ?もっと言い方考えれば?って言われまして…」
「なにそれ!王子撤回!
そこまで言う必要ある??何が気に食わなかったの?」
「璃空の言い方らしい。
なんかシーンってなっちゃってふざけて誤魔化したんだけど気に触ったみたいで…」
「なにそれ?
ほんと女心わかってないわー。
大丈夫?って言ってくれればいいのに!」
「だーかーらー!
男女の友情なんかないって言ったじゃん!まじやめ時なって!言わんこっちゃない…」
「まぁ…こーなると確かにとはなるけど。」
「もぉ璃空どーしていいのかわかんないの」
あたしはさ?あたしなりの言葉で伝えたつもりだったのにやっぱり男女の友情ってナシなの?
よく
分からない
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