推しが幼馴染だった件
思わず後ずさりしようとするけど椅子に座ってるみたいで動けない。

「なんでそんな驚くんだよ笑」

ケラケラ笑う蓮くん。

そりゃ推しが目の前に!

驚かないわけなくないっっ?!

「あれ、もしかして俺のことわからない感じ?笑」

わかるよっ!推しの大好きな蓮くんっ!

彼はケラケラ笑いながら話してくる。

「俺だよっ!けんだよっ?」

ふぇ?

驚きすぎて思わず情けない声が出る。
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