寵愛の姫 Ⅳ  【完結】


「一体、両親に、どう育てられたんだ?」



女達を、嘲る。







教育がなってねぇ。







こいつら、自分の家を、潰したいのか?








目の前のこの女達に、自殺願望があったなんて、全く知らなかったぜ。



「無知が過ぎるだろ。」



価値があったのは、家だけ。








それ以外は無価値な、ただの頭の空っぽな馬鹿女だって事だな。






嘆かわしい。







本当、どうしようもねぇな。
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