寵愛の姫 Ⅳ  【完結】


「で、責任は取るんだよな?」



だからって、一切の容赦はしねぇぞ?








必ず受けてもらう。






俺の莉茉に手を出そうとした、その大きな責任を。



「なぁ、聞いてんだろ?」

「「「っっ、ひっ、」」」



目の前の小者である女達3人に殺気を飛ばせば、身を震わせ小さな悲鳴を上げるだけ。








謝罪も。




聞くつもりはないが、弁明もない。








………分かっては、いたけどな。
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