娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
「リリスここ弱いよね、可愛い」

スルリと服に滑り込むシャルの手がそっと背中を撫でると、反射的に胸を突き出すように反らしてしまう。
それを待っていたと言わんばかりにシャルは先端を甘噛してきて。

「ひゃ···っ!」

そのままグイッと裾を持ち上げたかと思ったらあっさり脱がされ、シャルの前にふるりと露になった2つの膨らみにそっと舌を這わされた。

クリクリと指で捏ねられ、反対は舌で扱かれる。
緩急つけて何度も刺激され、その快感からじわりと下腹部が湿るのを感じた。


「シャル、私も····」

ポツリとそう呟くと、少しピクッと肩を跳ねさせ目を泳がせる。
処女だった私より純情な反応をされるとそれはそれで擽られるものがあって。

「···別に無理する必要はないんだが···」
「無理なんかしてないわ、わかってるでしょ?」

なんてくすくす笑いながらシャルの下半身にそっと手を伸ばす。

“初めてした時はどうやってこの服を寛げればいいのかすら戸惑ったのにな”
なんて考えつつ、服を緩めるとシャルのは既に固くなっていて。


「あの、そんなにじっと見られると恥ずかしいんだけど···」
< 116 / 308 >

この作品をシェア

pagetop