娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
15.聞きたかったただいまと、聞けると思わなかったその夢は
向かったダリアの部屋、ノックと同時にドアを開けるともちろんそこには。
「お帰りなさいシャル!」
「あぁ、ただいま。リリス」
“ずっと聞きたかった言葉”を彼から貰い、私は嬉しさからシャルに抱きつく。
すると当たり前のようにそのまま抱き上げ、そっとベッドまで連れていかれた。
二人でベッドに寝転がり、まずはいつもの“答え合わせ”をする。
いつの間にかそれが私達のルーティンになっていた。
「そういえば女将が、私は他の客にはつかせないから安心して開店後に来てくれって言ってたわよ」
「それはほんと···申し訳なかったって後でちゃんと謝っとくよ。予定より早く着いちゃったんだよな、計算では酒屋は開店してる時間のはずだったんだが···」
なんて苦笑するシャルに釣られて笑ってしまう。
“それって、一番に私のところに来てくれたって事かしら”
なんて考え嬉しくなった。
「通されたからいいかと思ったんだけど、リリスもごめんな」
「私は早く会えて、その···嬉しいわ···とっても」
「そう言われるとちょっと俺調子乗りそう。あんま甘やかさないで」
「お帰りなさいシャル!」
「あぁ、ただいま。リリス」
“ずっと聞きたかった言葉”を彼から貰い、私は嬉しさからシャルに抱きつく。
すると当たり前のようにそのまま抱き上げ、そっとベッドまで連れていかれた。
二人でベッドに寝転がり、まずはいつもの“答え合わせ”をする。
いつの間にかそれが私達のルーティンになっていた。
「そういえば女将が、私は他の客にはつかせないから安心して開店後に来てくれって言ってたわよ」
「それはほんと···申し訳なかったって後でちゃんと謝っとくよ。予定より早く着いちゃったんだよな、計算では酒屋は開店してる時間のはずだったんだが···」
なんて苦笑するシャルに釣られて笑ってしまう。
“それって、一番に私のところに来てくれたって事かしら”
なんて考え嬉しくなった。
「通されたからいいかと思ったんだけど、リリスもごめんな」
「私は早く会えて、その···嬉しいわ···とっても」
「そう言われるとちょっと俺調子乗りそう。あんま甘やかさないで」