娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
なんて実感しつつ、戦闘以外でこんなに全力で動き回る事が久々で新鮮に感じた。
それに。
「これが、シャルの帰ってくるべき“日常”だからね」
その一言は、戦場が居場所になりつつあった俺には眩しすぎる言葉だった。
そしてそんな言葉を当たり前のようにくれるリリスが本当に愛おしくて仕方がなくて。
“この日常を、絶対に守ってみせる。何にかえても·····”
きっと初めて、本当の本気でそう決意した瞬間だった。
それから小さな戦闘が何度かあり、割りと短いスパンで戦場と娼館を行き来した。
出る度に「いってきます」と「ただいま」を繰り返し、戦場が現実で都合のいい夢を見ているのではないかと思うほどリリスの側でやすらぎを感じる。
その繰り返しに慣れ始めた頃、リリスからプレゼントを貰った。
初めて渡されたプレゼント、何が入っていても俺の宝物になるに違いない····と思ったその中身は。
「鎖、ね」
「やっぱり鎖、だよな」
「「···········。」」
うん。そうだよな、見たまんま鎖。
初めてのプレゼント、鎖。
それに。
「これが、シャルの帰ってくるべき“日常”だからね」
その一言は、戦場が居場所になりつつあった俺には眩しすぎる言葉だった。
そしてそんな言葉を当たり前のようにくれるリリスが本当に愛おしくて仕方がなくて。
“この日常を、絶対に守ってみせる。何にかえても·····”
きっと初めて、本当の本気でそう決意した瞬間だった。
それから小さな戦闘が何度かあり、割りと短いスパンで戦場と娼館を行き来した。
出る度に「いってきます」と「ただいま」を繰り返し、戦場が現実で都合のいい夢を見ているのではないかと思うほどリリスの側でやすらぎを感じる。
その繰り返しに慣れ始めた頃、リリスからプレゼントを貰った。
初めて渡されたプレゼント、何が入っていても俺の宝物になるに違いない····と思ったその中身は。
「鎖、ね」
「やっぱり鎖、だよな」
「「···········。」」
うん。そうだよな、見たまんま鎖。
初めてのプレゼント、鎖。