娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
今まで寝たお客さんとしたプレイはもう全てした。
なのに発動しないってどういう事なの···?
ため息を吐いて俯く私に気を使ったのか、それとも単純に疑問に思ったのか···
ふと彼が言葉を投げる。
「ていうか、仕事っていつも膝枕とかなのか?」
「実は私、処女なのよね」
「は?あんたNo.1なんだろ?」
黙っていても仕方ないので正直に告白すると痛いところを突かれる。
「気付けば皆寝てたから機会がなかったのよ!」
「あぁ····」
残念な沈黙が再び流れ、そろそろ居たたまれなくなった私だったが、そんな私とは対照に彼は何かを考え込む。
そのまま少し時間が過ぎた時だった。
「·····一度も機会がなかったって事は、普通に考えたらあり得ない。つまりそこに発動のトリガーがあるんだと思う。行動によるトリガーじゃないならあんたの感情部分だ」
「感情部分?」
「いい夢見せると意気込む他に、何を考えてた?」
「考えてたのは····」
なんだろう、いつも今日こそ処女じゃなくなるかもとかそうなったら上手く出来るかな、とか···それから····
「いつも、ドキドキしてたかも···」
「ドキドキ?」
なのに発動しないってどういう事なの···?
ため息を吐いて俯く私に気を使ったのか、それとも単純に疑問に思ったのか···
ふと彼が言葉を投げる。
「ていうか、仕事っていつも膝枕とかなのか?」
「実は私、処女なのよね」
「は?あんたNo.1なんだろ?」
黙っていても仕方ないので正直に告白すると痛いところを突かれる。
「気付けば皆寝てたから機会がなかったのよ!」
「あぁ····」
残念な沈黙が再び流れ、そろそろ居たたまれなくなった私だったが、そんな私とは対照に彼は何かを考え込む。
そのまま少し時間が過ぎた時だった。
「·····一度も機会がなかったって事は、普通に考えたらあり得ない。つまりそこに発動のトリガーがあるんだと思う。行動によるトリガーじゃないならあんたの感情部分だ」
「感情部分?」
「いい夢見せると意気込む他に、何を考えてた?」
「考えてたのは····」
なんだろう、いつも今日こそ処女じゃなくなるかもとかそうなったら上手く出来るかな、とか···それから····
「いつも、ドキドキしてたかも···」
「ドキドキ?」