娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
つまり私を買う価値、選ぶメリット。
実践経験が乏しいから床上手って事はないし···
デビュー時はもちろん若かったけど、今はあれから6年がたって····もう24歳。
娼婦としては結構年齢がいってる方か。
顔もスタイルも悪くない、わよね?そうよね?
でもそれって好みの問題であって万人にウケる訳じゃないから·····
「も、元···No.1よ·····」
「過去の栄光ってやつだね。それ、本当に価値あんのかい?」
「······うっ」
“もしかして私、想像よりずっと魅力ない···!?”
その事実に気付き項垂れる。
そんな私に女将は。
「ついでにあんた、暫く英雄様専属で英雄様が払ってたお金でのNo.1だから。例え復帰してももうNo.1にはなれないと思うよ、今まであんたを指名してきた客は指名できない間他の娼婦とヨロシクやってたんだからね」
「!!!」
見ないようにしていた現実まで叩きつけてきた。
「てゆーかあんた、働かなくても生きていけるくらいのお金持ってるじゃないか」
「それは····そう、だけど」
ため息混じりにそう問われ思わず口ごもる。
実践経験が乏しいから床上手って事はないし···
デビュー時はもちろん若かったけど、今はあれから6年がたって····もう24歳。
娼婦としては結構年齢がいってる方か。
顔もスタイルも悪くない、わよね?そうよね?
でもそれって好みの問題であって万人にウケる訳じゃないから·····
「も、元···No.1よ·····」
「過去の栄光ってやつだね。それ、本当に価値あんのかい?」
「······うっ」
“もしかして私、想像よりずっと魅力ない···!?”
その事実に気付き項垂れる。
そんな私に女将は。
「ついでにあんた、暫く英雄様専属で英雄様が払ってたお金でのNo.1だから。例え復帰してももうNo.1にはなれないと思うよ、今まであんたを指名してきた客は指名できない間他の娼婦とヨロシクやってたんだからね」
「!!!」
見ないようにしていた現実まで叩きつけてきた。
「てゆーかあんた、働かなくても生きていけるくらいのお金持ってるじゃないか」
「それは····そう、だけど」
ため息混じりにそう問われ思わず口ごもる。