娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
シャルが突然去ったのは、戦争が終わったから?
だからもう戦う必要がなくなり悪夢を見なくなったから要らなくなったって事?
というか戦争が終わったとか、本当に?
そもそも勝ったの?負けたの?
シャルはもちろん無事···なのよね?
真実が知りたくて、でも真実を知るのが怖くて。
ここはメイに甘えさせて貰うことにし、こっそり声の聞こえる近くのカウンター裏にしゃがみ込む。
「こ~んばんはっ!」
「おぉ?」
「気になるお話聞こえてきちゃったから、来ちゃいましたぁ!コレは私から、ねぇ、ご一緒してもいいでしょぉ?」
「うぅん?そうだなぁ、でも若い女の子が楽しい話をしてる訳じゃないからなぁ、そういう話より体で話す方がいいんじゃないかな?」
「やだぁ、指名してくれるの?メイ嬉しいっ!」
やぁん、と笑いながらそっと寄り添うように座るメイ。
きっと普段の私なら“あれがテクニックというやつか!”なんて興奮したに違いないが、今はそれどころじゃなくて····
「でも、いつまでこうしていられるか不安なの···ここは平和だけど、戦争っていつどこが攻められるかわからないんでしょ···?」
だからもう戦う必要がなくなり悪夢を見なくなったから要らなくなったって事?
というか戦争が終わったとか、本当に?
そもそも勝ったの?負けたの?
シャルはもちろん無事···なのよね?
真実が知りたくて、でも真実を知るのが怖くて。
ここはメイに甘えさせて貰うことにし、こっそり声の聞こえる近くのカウンター裏にしゃがみ込む。
「こ~んばんはっ!」
「おぉ?」
「気になるお話聞こえてきちゃったから、来ちゃいましたぁ!コレは私から、ねぇ、ご一緒してもいいでしょぉ?」
「うぅん?そうだなぁ、でも若い女の子が楽しい話をしてる訳じゃないからなぁ、そういう話より体で話す方がいいんじゃないかな?」
「やだぁ、指名してくれるの?メイ嬉しいっ!」
やぁん、と笑いながらそっと寄り添うように座るメイ。
きっと普段の私なら“あれがテクニックというやつか!”なんて興奮したに違いないが、今はそれどころじゃなくて····
「でも、いつまでこうしていられるか不安なの···ここは平和だけど、戦争っていつどこが攻められるかわからないんでしょ···?」