娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
「······もちろんよ」

そう返事をし、ナイトドレスをふわりと揺らしながら私はアネモネの部屋に向かった。

“後戻りは出来ない、そもそも後戻りなんかするつもりない”

ーー私は深呼吸をし、そっとアネモネの扉をノックした。
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