娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
突然の事だった為舌でガードも出来ず、思わず嘔吐く。

そのまま何度も頭を無理やり前後に動かされ、喉を何度も突かれる。
その度に苦しくて、上手く飲み込めず口の端から唾液がパタパタと零れ出た。

「はぁ?汚ねぇな、この程度でNo.1とかよくやれてたな。こっちは金払ってんだからちゃんとやれよ」

そう言われ、なんとかしなければと必死で舌を動かしてみるが、そもそも後頭部を掴まれていて自分の意思では動かせず耐える事しか出来ない。

“シャルにはこんなことされたことなかったな”

シャルは私が舐めようとするといつも赤くなって焦って、それが可愛くて···
どこか申し訳なさそうにしながら、でも目尻がトロンと赤く潤むのを見るのが好きだった。
こんな風に無理やり動かされた事なんてなくて、いつも苦しくないか気遣ってくれて。

“あぁ、私は本当に大事にされていたー···”


「なんかイマイチだな、それともよっぽど下の口の具合がいいのかぁ?」
「ひっ!」

髪をそのまま掴まれ咥えさせられていた状態から解放されると同時にまたベッドに転がされる。
< 202 / 308 >

この作品をシェア

pagetop