娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
「んっ、私まだ····っ」
「ごめん、凄く嬉しいけど···今日はこっちでイきたい····」

熱を孕んだ瞳に強く捉えられ思わずコクリと喉が鳴る。
そのままシャルは私をうつ伏せにし、後ろからそっとあてがって。

「ーー約束だから挿れないけど、リリスのここ貸して」

私の太股の間に挟み、ゆっくり腰を動かすシャル。
シャルのが私の溢れる愛液と絡み、ぐちゅぐちゅと音を響かせながら何度も擦り付けられて。

「あっ、やぁっ、これ···っ、挿いってるみたい···っ、ひゃん」
「ん、リリス、可愛い···可愛いっ」

後ろからガブリと肩を咬まれ、そのまま舌がべろりと這わされた。
そして何度も首元に強く吸い付かれる。
その間もシャルは止まってくれなくて。

“これ···っ、気持ちイイとこに擦れて···!”

シャルの熱を感じながらゾクゾクと快感が全身を巡る。
その快感に身を委ね、溢れる嬌声が部屋中にずっと響いていてーー····


「リリス、俺もう···っ」

そのままドプリと熱い欲が私の太股に吐き出された。

熱いその白濁したものをそっと指に取り、ついまじまじと眺めてしまう。
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