娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
「も、もぉっ!何のよ····!?」
顔から火が出そう、とはこういう事!?と心の中で喚きながらさっきまで彼がいたベッドに私は一人潜り込んだのだった。
暫くベッドで悶絶していたが、いつまでもそうしている訳にもいかず顔の火照りが落ち着いたタイミングで部屋を後にする。
「おや、お疲れ様リリス」
「ありがと女将、次の部屋はどこかしら?」
「今日はもうそのまま休んでいいよ」
「······え?」
女将に言われた一言に思わずフリーズする。
そんな私に、ニヤッと笑った女将は···
「よっぽどお気に召したんだねぇ、リリスが大体一晩で取る客数の2倍のお金を置いてったわよ」
「は、はぁ!?」
客や他の女の子達もいるのに思わず大声で叫んでしまう。
「暫くリリスを買い占めたい、って明日の分もお金払ってったわ、さすがお金持ってるわねぇ~!ポンって出されてびっくりしたわよ」
「う、嘘でしょ···」
「次の戦地が決まるまでの期間は毎日顔出すって言ってたから楽しみねぇ」
なんて、女将にからかわれつつ、構わないと言われたのでそのまま自室に向かう。
顔から火が出そう、とはこういう事!?と心の中で喚きながらさっきまで彼がいたベッドに私は一人潜り込んだのだった。
暫くベッドで悶絶していたが、いつまでもそうしている訳にもいかず顔の火照りが落ち着いたタイミングで部屋を後にする。
「おや、お疲れ様リリス」
「ありがと女将、次の部屋はどこかしら?」
「今日はもうそのまま休んでいいよ」
「······え?」
女将に言われた一言に思わずフリーズする。
そんな私に、ニヤッと笑った女将は···
「よっぽどお気に召したんだねぇ、リリスが大体一晩で取る客数の2倍のお金を置いてったわよ」
「は、はぁ!?」
客や他の女の子達もいるのに思わず大声で叫んでしまう。
「暫くリリスを買い占めたい、って明日の分もお金払ってったわ、さすがお金持ってるわねぇ~!ポンって出されてびっくりしたわよ」
「う、嘘でしょ···」
「次の戦地が決まるまでの期間は毎日顔出すって言ってたから楽しみねぇ」
なんて、女将にからかわれつつ、構わないと言われたのでそのまま自室に向かう。