娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
にひ、と子供っぽく笑ってみせる彼の優しさに心がほわりと温かくなる。
「任せて、とびっきりの用意するから!」
「ははっ、じゃあ期待しとく」
何を用意しようかな、なんて考えながら、そのまま隣に腰かけていたシャルに体重をかける。
私が体重をかけたくらいでバランスを崩すはずはないが、それでも私の意図を察したシャルは一緒にごろんとベッドに転がってくれた。
「·····でも、今はまず貴方に素敵な夢を」
彼の胸元に顔を埋めてそっと告げる。
それが合図だったかのように、どちらともなく私達は口付けを交わした。
見た目よりずっと逞しい、それでいてしなやかな筋肉の腕にそっと包まれ不思議と安心感が私の中に沸き起こる。
心地良い胸の鼓動が、触れた体を伝って彼にまで聞こえるのではないかと思うと少し気恥ずかしく、さり気なく体と体の間に隙間を作った時だった。
「限界まで俺にドキドキしてよ」
「ーーーひゃっ」
作った隙間を埋めるように、もうそんな隙間が生まれないように。
強く腰を抱き寄せられ密着する。
一気に心拍数が上がり、一瞬で顔が赤く染まった。
「待っ····んん!」
「任せて、とびっきりの用意するから!」
「ははっ、じゃあ期待しとく」
何を用意しようかな、なんて考えながら、そのまま隣に腰かけていたシャルに体重をかける。
私が体重をかけたくらいでバランスを崩すはずはないが、それでも私の意図を察したシャルは一緒にごろんとベッドに転がってくれた。
「·····でも、今はまず貴方に素敵な夢を」
彼の胸元に顔を埋めてそっと告げる。
それが合図だったかのように、どちらともなく私達は口付けを交わした。
見た目よりずっと逞しい、それでいてしなやかな筋肉の腕にそっと包まれ不思議と安心感が私の中に沸き起こる。
心地良い胸の鼓動が、触れた体を伝って彼にまで聞こえるのではないかと思うと少し気恥ずかしく、さり気なく体と体の間に隙間を作った時だった。
「限界まで俺にドキドキしてよ」
「ーーーひゃっ」
作った隙間を埋めるように、もうそんな隙間が生まれないように。
強く腰を抱き寄せられ密着する。
一気に心拍数が上がり、一瞬で顔が赤く染まった。
「待っ····んん!」