娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
「え、見に行ってくれてたのか?というか気付いた···のか!?」
「気付いたというか···」
パレードに出ていたシャルの顔を思い出し、そっと違和感を覚えた事を報告した。
「なんかキリッとしてたのよね、だからシャルらしくないなって」
「ごめんリリスの中の俺ってどんなイメージなの??」
言ってからハッと気付き、さっきよりも項垂れているシャルを見て·······
「違うの、その······ふふ、ごめんちょっと面白い·····!」
堪えきれずに吹き出してしまった。
ここで更に追い打ちかけるのか!?とショックを受けているシャルが目に入るが、一度笑い出してしまうと止めようと思っても止められなくて。
「だって、だって~~っ!シャルって英雄なのに、パレードは偽物だし本物は項垂れてるし」
「いや誰のせい!?」
「本当にいつも通りで、なんか····本当に、帰ってきて····くれ、たんだなって····おもっ····思って····っ」
「リリス」
ーーこんな軽口が叩きたかったのだ、他の誰でもない彼と。
何も変わらず、またこんな風に軽口を言い合い、笑い合う。
「気付いたというか···」
パレードに出ていたシャルの顔を思い出し、そっと違和感を覚えた事を報告した。
「なんかキリッとしてたのよね、だからシャルらしくないなって」
「ごめんリリスの中の俺ってどんなイメージなの??」
言ってからハッと気付き、さっきよりも項垂れているシャルを見て·······
「違うの、その······ふふ、ごめんちょっと面白い·····!」
堪えきれずに吹き出してしまった。
ここで更に追い打ちかけるのか!?とショックを受けているシャルが目に入るが、一度笑い出してしまうと止めようと思っても止められなくて。
「だって、だって~~っ!シャルって英雄なのに、パレードは偽物だし本物は項垂れてるし」
「いや誰のせい!?」
「本当にいつも通りで、なんか····本当に、帰ってきて····くれ、たんだなって····おもっ····思って····っ」
「リリス」
ーーこんな軽口が叩きたかったのだ、他の誰でもない彼と。
何も変わらず、またこんな風に軽口を言い合い、笑い合う。