娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
あらゆる準備をし、そしてとうとうその時が来て·······
控えめにノックされ、慌てて開ける。
そこにはもちろんシャルがいて。
「い、らっしゃい!」
「·····あー、うん、入って···いいか?」
「もっ、もちろんよ!」
ほんのり目元が赤くなっているシャルは、あまり目を合わせないように逸らしながら遠慮気味に入ってきた。
“シャルも緊張してる···?”
その事実に気付き、緊張だけではない胸の高鳴りを感じる。
“お、お客様が緊張しているなら立派にリードするのも娼婦の仕事って書いてあったわ、ここは私が···!!”
ごくりと唾を飲み込み、一歩シャルに近付いた。
女将著の“娼婦のススメ”を思い出しつつ、狙うのは彼の下半身····!!
そんな私の決意に気付いていないシャルは。
「昨日言ったように、リリスが嫌がっても止められる自信がない。だからまだ待って欲しいなら最初にーーーー待って!?」
「待てはナシなんじゃなかったかしら!」
「まだ始まってないから!だから待ては有効だから!というかリリスは何してるんだ!?」
控えめにノックされ、慌てて開ける。
そこにはもちろんシャルがいて。
「い、らっしゃい!」
「·····あー、うん、入って···いいか?」
「もっ、もちろんよ!」
ほんのり目元が赤くなっているシャルは、あまり目を合わせないように逸らしながら遠慮気味に入ってきた。
“シャルも緊張してる···?”
その事実に気付き、緊張だけではない胸の高鳴りを感じる。
“お、お客様が緊張しているなら立派にリードするのも娼婦の仕事って書いてあったわ、ここは私が···!!”
ごくりと唾を飲み込み、一歩シャルに近付いた。
女将著の“娼婦のススメ”を思い出しつつ、狙うのは彼の下半身····!!
そんな私の決意に気付いていないシャルは。
「昨日言ったように、リリスが嫌がっても止められる自信がない。だからまだ待って欲しいなら最初にーーーー待って!?」
「待てはナシなんじゃなかったかしら!」
「まだ始まってないから!だから待ては有効だから!というかリリスは何してるんだ!?」