娼館の人気No.1はハジメテの夜を夢見てる
無我夢中で何度もしがみつき爪を立ててしまったせいで、思ったよりも酷い惨状になっていて。
「帰ってきた時には傷なんて無さそうだったのに、こんな事って···!!」
「いや、それはほら、治癒魔法とかあるからで···」
「治癒魔法····?」
そう言われ、一瞬ぽかんとし、なるほどと納得する。
「あ、じゃあシャルのこの背中も治して貰えるのかしら····」
「いや、これは治癒魔法かけてもらわないけど」
「えぇっ!?」
サクッとそう言われ焦るが、確かに傷がまさか女の子を抱いてついた、なんて言いづらいかもと気付きすぐに黙り込む。
····が。
「····だって、せっかくリリスがつけてくれたし···」
なんて言われ唖然とする。
つけてくれたって····
「それ、傷、よね···?」
「それはまぁ、そうなんだけど」
少し気まずそうに視線を逸らしたかと思ったら、そのままぎゅっと抱き締められて。
「夢じゃないって実感出来るし···」
なんて言われ、一気に頬が熱くなった。
そしていまだにジンジンと痺れるように痛む自身のナカを思い、私も同じだと納得した。
「帰ってきた時には傷なんて無さそうだったのに、こんな事って···!!」
「いや、それはほら、治癒魔法とかあるからで···」
「治癒魔法····?」
そう言われ、一瞬ぽかんとし、なるほどと納得する。
「あ、じゃあシャルのこの背中も治して貰えるのかしら····」
「いや、これは治癒魔法かけてもらわないけど」
「えぇっ!?」
サクッとそう言われ焦るが、確かに傷がまさか女の子を抱いてついた、なんて言いづらいかもと気付きすぐに黙り込む。
····が。
「····だって、せっかくリリスがつけてくれたし···」
なんて言われ唖然とする。
つけてくれたって····
「それ、傷、よね···?」
「それはまぁ、そうなんだけど」
少し気まずそうに視線を逸らしたかと思ったら、そのままぎゅっと抱き締められて。
「夢じゃないって実感出来るし···」
なんて言われ、一気に頬が熱くなった。
そしていまだにジンジンと痺れるように痛む自身のナカを思い、私も同じだと納得した。