初恋を運命と呼びたい
「……そっか。それはかなり嬉しい。……まためぐに会えてよかった」
「好きって言ってくれてありがとう」
「次は、結婚してくださいって言うから。……いい返事を期待してます」
「え……」
「もうめぐとは離れたくないし、めぐのこと離したくないってこと」
そう言って大翔くんが私の肩を抱き寄せ距離が縮まると、「俺、めぐのこと忘れたことないから」と囁かれた。
結婚なんて言葉が彼の口から自然とこぼれたのは、さっきまで一緒にいたお姉さんの影響な気がする。
なんだかんだ言っても仲が良くてうらやましい。
「今からでも俺とデートしてくれる?」
「もちろん!」
ずっとこうして大翔くんのそばにいたい気持ちは私にもあって、彼も同じことを思ってくれているだけでとても幸せに思えた。
これからも友達みたいに仲良く笑い合って、恋人らしく寄り添って、もしも家族になれたなら、私たちの初恋は運命と呼ぶのかもしれない。
「好きって言ってくれてありがとう」
「次は、結婚してくださいって言うから。……いい返事を期待してます」
「え……」
「もうめぐとは離れたくないし、めぐのこと離したくないってこと」
そう言って大翔くんが私の肩を抱き寄せ距離が縮まると、「俺、めぐのこと忘れたことないから」と囁かれた。
結婚なんて言葉が彼の口から自然とこぼれたのは、さっきまで一緒にいたお姉さんの影響な気がする。
なんだかんだ言っても仲が良くてうらやましい。
「今からでも俺とデートしてくれる?」
「もちろん!」
ずっとこうして大翔くんのそばにいたい気持ちは私にもあって、彼も同じことを思ってくれているだけでとても幸せに思えた。
これからも友達みたいに仲良く笑い合って、恋人らしく寄り添って、もしも家族になれたなら、私たちの初恋は運命と呼ぶのかもしれない。