嘘~偽彼女の秘密~
「・・・教えない」


眼お輝かせて問いかければ私の目的なんて、丸わかりだ。


「お前は偉いよな」


もくもくと平らげている私にふとつぶやく。


「えっ、偉いって私が・・・?」


「あぁ」


「あ、ありがとう」


何をほめられたのかわからないが一応お礼を言っておく。


「・・・・ぶっ・・・」


照れて顔を赤らめる私の様子に彼は噴き出す。
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