嘘~偽彼女の秘密~
「貴方は?」


とりわけきれいなお姉さま方に呼び出され逃げられないように囲まれる。


その中での力関係は明白だった。


中央にいるのがトップ。


そしてサイドを固めるのが、ナンバー2とナンバー3.


「私をご存じないの?」


眉をひそめる彼女に大きくうなずく。


『知っていたら時間の無駄だから聞かない。』


って言ったら怒るだろうなぁ。
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