向かい側のきみ

◯昼休み 体育館 
基本を教えてもらっている


三谷「で、俺ら二人しかいないから、必ず声掛けね。サーブは上からでも下からでもどっちでもいいよ〜、で、レシーブする時の手の形はこう!」

友香子「こう?」

三谷「ん〜と、もうちょっと、、」

三谷、友香子の後ろに回り、手を添えて直す。

三谷「こんな感じ!」
友香子「な、なるほど!」

だから、近いって!心臓の音、聞かれないかな。。

三谷「向嶋さん?」 友香子「はいぃ」

三谷「じゃ、ちょっとボール触る?パス練しよっか」
友香子「うん!」

パス練習する二人。

三谷「あー、やっぱ向嶋さん、球技やってたんだよね。普通にうまいわ〜、さすがー」

友香子「いやいや、三谷くんが打ちやすいところに返してくれるからだよ〜」

三谷「でも初心者でこれだけできたら十分すぎ!ちょっと休憩する?」

友香子「うんっ」

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