向かい側のきみ
三谷、少し向こうでバスケの練習をしているバレー部仲間の方に向かって、アタック打ち込む。

友香子、ひぃぃ!とビビる。
あんなん打ちこまれたら、腕もげる!

三谷の友A「おい、おぃ〜、三谷こら」
三谷「ちゃんとやれよー」
友A「お前に言われたないわ!」
と、友、三谷にアタック打ち返す。
三谷、綺麗にレシーブする。
友B「調子のんなぼけ」
三谷「はい〜」と言い、またしても綺麗にレシーブする。

友香子、遠くから様子を微笑ましく眺める。

友香子の友A「友香子ちゃ〜ん、どうですか調子は〜?」
友B「イケメンくんと楽しくやってますかぁ〜?」

友香子「え、ぁ、まあ、うん・・・」

友B「え!なになに!?その感じ!」
友A「てかさっき、バッグハグ、されてなかった??」

友香子「は!?ちが!レシーブ教えてもらってただけ!」
友A「い〜な〜、楽しそうで〜」
友B「好きになりそう系?!てか、もう好きになっちゃった系!?」

友香子「そんなんじゃないから!!もう!!!」

や〜ん、かわい〜い、とからかわれる。


もー、そんなん言われたら意識しちゃうじゃん、、、


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