青葉ストーリー
入学

不合格

312…313…315…
あれ!?
俺の番号がない!!!

今日は運命の合格発表
自分の受験番号を必死に探す俺だが…

やっぱり…ないや↓
頭悪いからな(笑)

俺が受けたのは県内でも野球の名門高校
甲子園へ行くのに最も近い学校
この学校に受かれば、プロ入り間違いいなし☆

のはずが…

見事に不合格(泣)
プロ入りは大学に行ってからか…
ハァ~…

その時は不合格という現実を受け入れるしかなかった…

しかし!!!

本当の地獄は、ここからだった↓
滑り止めを受けてない俺には二次募集という過酷な現実が待っていた…

今、思えば高校受験に失敗した事が俺の進路を大きく変えたのかも知れない…

その日の夜は一人暗い部屋で泣いていた…
落ちた悔しさではなく、自分自身に対する情けない感情に怒っていたからだ。

俺は昔から負けず嫌いで、一度決めた事は最後まで貫き通す頑固な所があった。

そんな、俺は小さい頃から野球を続けて来た。ポジショョンはセカンド。中学時代は三番打者を努め、全国大会ベスト8という輝かしい結果を残していた。

ただ、勉強だけは大嫌いで授業を抜け出してはゲーセンで遊ぶ日々を送っていた。

まぁ~今、考えれば不合格は当たり前だね↓↓

そんな、俺は二次募集で東京の私立を受験する事にした…


そこは東京都内でも有名な荒れた学校。野球にも力を入れてる学校ではない。

高校受験に失敗した俺には、野球よりも【高校進学】が優先に成っていた。

つまり…ここしか、俺には道が残されて居なかったのだ↓↓


その学校の名は【青葉学院】

俺は人生の中で今までに無い位に必死で勉強をした。

そして、試験の日を向かえる…
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