気まぐれヤンキーくんのあまのじゃくな溺愛。【1/11~1/13修正期間】
3.天邪鬼なヤンキーくん
翌日。
煌星さんは朝から無駄に元気だから学校に来るのは早いと言っていた萌恵ちゃんの情報から、私は今日朝1番を目指して学校に着いた。
それから、朝7時30分。この時間帯に煌星さんは学校に来ると言っていたから煌星さんのいる教室に向かう。
向かってみるとちょうどタイミングが良かったのか、煌星さんが教室に入ろうとする姿が目に映った。
「煌星さん!」
「?あ、陽羽ちゃんじゃん!朝っぱらからどうした?」
煌星さんに声をかけると、萌恵ちゃんが言ってたよう煌星さんは生き生きと爽やかに笑う顔を浮かべた。
鳳くんに「他の奴には内緒」だと言われたことを思い出し、詳しい内容を伏せながら昨日のことを話した。
そして……
「鳳くんのお兄さん…えっと、天翼さんともお話がしたくて…良ければ天翼さんが入院している病院教えていただけませんか?」
──そう。昨日決めた決意はこのこと。昨日、鳳くんの話を聞いて、
お兄さんである天翼さんや【last】の皆に、絶対伝えなきゃいけない気持ちだと思った。
同時に、そんな皆を想う彼を、天翼さんや【last】は皆は彼をどう思っているのかを彼の耳に直接聞かせてあげるべきだと思った。
煌星さんの顔色を伺って遠慮をしながら聞いた私に、
煌星さんは1度考えるよう顔を小さく俯いた素振りをしながらも、すぐにパッと顔を上げて、自分が持っていたメモ帳を破って何かを書いている様子。
気づいたら書き終えていた煌星さんはそのメモを渡してきた。
そのメモの内容は天翼さんが入院している病院。
「天翼、17時くらいにリハビリ入ってるはずだからそれまでに行けば多分大丈夫」
「本当ですか!」
煌星さんは朝から無駄に元気だから学校に来るのは早いと言っていた萌恵ちゃんの情報から、私は今日朝1番を目指して学校に着いた。
それから、朝7時30分。この時間帯に煌星さんは学校に来ると言っていたから煌星さんのいる教室に向かう。
向かってみるとちょうどタイミングが良かったのか、煌星さんが教室に入ろうとする姿が目に映った。
「煌星さん!」
「?あ、陽羽ちゃんじゃん!朝っぱらからどうした?」
煌星さんに声をかけると、萌恵ちゃんが言ってたよう煌星さんは生き生きと爽やかに笑う顔を浮かべた。
鳳くんに「他の奴には内緒」だと言われたことを思い出し、詳しい内容を伏せながら昨日のことを話した。
そして……
「鳳くんのお兄さん…えっと、天翼さんともお話がしたくて…良ければ天翼さんが入院している病院教えていただけませんか?」
──そう。昨日決めた決意はこのこと。昨日、鳳くんの話を聞いて、
お兄さんである天翼さんや【last】の皆に、絶対伝えなきゃいけない気持ちだと思った。
同時に、そんな皆を想う彼を、天翼さんや【last】は皆は彼をどう思っているのかを彼の耳に直接聞かせてあげるべきだと思った。
煌星さんの顔色を伺って遠慮をしながら聞いた私に、
煌星さんは1度考えるよう顔を小さく俯いた素振りをしながらも、すぐにパッと顔を上げて、自分が持っていたメモ帳を破って何かを書いている様子。
気づいたら書き終えていた煌星さんはそのメモを渡してきた。
そのメモの内容は天翼さんが入院している病院。
「天翼、17時くらいにリハビリ入ってるはずだからそれまでに行けば多分大丈夫」
「本当ですか!」