気まぐれヤンキーくんのあまのじゃくな溺愛。【1/11~1/19修正期間】
そして、その後、まさかの【last】のメンバーに歓迎までされちゃって、
喧嘩なんて出来ないけど、実質【last】のグループに陰ながらも属している(らしい…)。
『お、萌恵が言ってた親友さん?めっちゃ可愛いじゃん』
『こら、初対面でそういうこと言うんじゃない。陽羽が余計に警戒するでしょ!』
【last】の副総長さん、ちょっとチャラかったな…なんて。あはは…。
「でもそっか〜。鳳に助けられたんだ」
「いや、助けられたは違うと思う」
「…?何で?」
「だって鳳くんいっつもマイペースだもん」
「あ〜…なるほどね」
萌恵ちゃんは、私の言葉に納得したのかぎこちなく返事をしてきた。
うん、そうだよ。鳳くん、猫みたいにマイペースだもん。今朝のは、きっと偶然だ。
1人納得してると、「あ!でも…!」と萌恵ちゃんは何か思い出したかのような様子で、
私との距離をグッと縮めてきて、再び口を開いた。
「鳳、あいつすごいらしいよ。この前、隣校の【shadow】って不良グループ1人で殺ったらしいんだよ」
「!?1人で……!?」
喧嘩なんて出来ないけど、実質【last】のグループに陰ながらも属している(らしい…)。
『お、萌恵が言ってた親友さん?めっちゃ可愛いじゃん』
『こら、初対面でそういうこと言うんじゃない。陽羽が余計に警戒するでしょ!』
【last】の副総長さん、ちょっとチャラかったな…なんて。あはは…。
「でもそっか〜。鳳に助けられたんだ」
「いや、助けられたは違うと思う」
「…?何で?」
「だって鳳くんいっつもマイペースだもん」
「あ〜…なるほどね」
萌恵ちゃんは、私の言葉に納得したのかぎこちなく返事をしてきた。
うん、そうだよ。鳳くん、猫みたいにマイペースだもん。今朝のは、きっと偶然だ。
1人納得してると、「あ!でも…!」と萌恵ちゃんは何か思い出したかのような様子で、
私との距離をグッと縮めてきて、再び口を開いた。
「鳳、あいつすごいらしいよ。この前、隣校の【shadow】って不良グループ1人で殺ったらしいんだよ」
「!?1人で……!?」