気まぐれヤンキーくんのあまのじゃくな溺愛。【1/11~1/13修正期間】
4.溺愛したがりなヤンキーくん
今日、ついに、亮くんと天翼さんが対面する。
「どうしよう…緊張してきた…」
「朝から何緊張してるのよ。陽羽が緊張することないでしょう?」
今日は珍しく登校時刻が同じになった萌恵ちゃんと一緒に教室に向かう。
その時、私が朝から2人の様子に緊張感を走らせていると、はぁ…と私に呆れ気味の萌恵ちゃんからため息で返事をしてきた。
「だ、だって…ずっと話せなかった2人がついに話すんだよ!?気まずいに決まってるし、会話ぎこちなくなるだろうし…!」
「ったく、あんた悪い想像ばっかりしすぎ。もっとポジティブ行かなきゃ。2人なら大丈夫。兄弟だもの。
てか兄弟じゃなくてもきっと2人なら仲良しなの想像つく。だからきっと大丈夫」
萌恵ちゃんの心強い言葉は、私をいつも前に進ませてくれる。
改めて萌恵ちゃんと友達で本当に良かったっ…。
───今日学校帰りの午後4時に駅前のレトロな喫茶店で2人は会う。
先日、私が萌恵ちゃんや煌星さんの助言を得て、掘り出した案で亮くんに話したら…
『あの、提案なんだけど…私を橋渡しにして天翼さんと会って話すのは、どうかな?』
『…陽羽が?』
『う、うん!やっぱり私も【last】の一員だし、だから2人のこと最後までちゃんと見てたいというか…』
『…おっけー。陽羽のお節介な所はもう治りようないし、じゃあ…頼んだよ?』
察しがいい亮くんだから所々で一瞬怪しまれた気がしたけど、さすがにそれはきっと気のせいだよね?
このやり方が正しいか分からない。何なら、若干騙した感あって申し訳ない気持ちが大きいけど、これは2人のため…!
だから私のこんな気持ちは今日は捨てて、2人を見守らなきゃ!
「どうしよう…緊張してきた…」
「朝から何緊張してるのよ。陽羽が緊張することないでしょう?」
今日は珍しく登校時刻が同じになった萌恵ちゃんと一緒に教室に向かう。
その時、私が朝から2人の様子に緊張感を走らせていると、はぁ…と私に呆れ気味の萌恵ちゃんからため息で返事をしてきた。
「だ、だって…ずっと話せなかった2人がついに話すんだよ!?気まずいに決まってるし、会話ぎこちなくなるだろうし…!」
「ったく、あんた悪い想像ばっかりしすぎ。もっとポジティブ行かなきゃ。2人なら大丈夫。兄弟だもの。
てか兄弟じゃなくてもきっと2人なら仲良しなの想像つく。だからきっと大丈夫」
萌恵ちゃんの心強い言葉は、私をいつも前に進ませてくれる。
改めて萌恵ちゃんと友達で本当に良かったっ…。
───今日学校帰りの午後4時に駅前のレトロな喫茶店で2人は会う。
先日、私が萌恵ちゃんや煌星さんの助言を得て、掘り出した案で亮くんに話したら…
『あの、提案なんだけど…私を橋渡しにして天翼さんと会って話すのは、どうかな?』
『…陽羽が?』
『う、うん!やっぱり私も【last】の一員だし、だから2人のこと最後までちゃんと見てたいというか…』
『…おっけー。陽羽のお節介な所はもう治りようないし、じゃあ…頼んだよ?』
察しがいい亮くんだから所々で一瞬怪しまれた気がしたけど、さすがにそれはきっと気のせいだよね?
このやり方が正しいか分からない。何なら、若干騙した感あって申し訳ない気持ちが大きいけど、これは2人のため…!
だから私のこんな気持ちは今日は捨てて、2人を見守らなきゃ!