闇の多い男は家出したお嬢様から離れない

　「はーもうこんな生活なんてやだな」

　なんていっているのは私花織希恋。

　私の家は花織組という大きな組でその組長は私のお父さん。

　そのため私は組長の娘、いわるゆお嬢ってやつなんだけど花織組を恨んでる奴らが花織組

　を潰そうとしてお嬢である私をいつも狙っている。だから私はいつも執事がついた状態で生活。

　「お嬢。もう少しでピアノのお稽古の時間ですよ。」

　「はーい、、、」

　今私に話しかけてきたのが私の専属執事の五十嵐北斗（いがらしほくと）

　私と同い年だけど背が高くて運動神経バツグン頭もいいハイスペック男子だ。

　みーんなかっこいいとか言うけど私にはよくわからないんだよなー

　「、、、、、、さま、お嬢様！！！！」

　「うわっ急におっきな声出さないでよ！！！」

　「しょうがないじゃないですか。お嬢様がずっとぼーっとしているのですから」

　「あっそうだった？ごめんごめん」

　「珍しいですねお嬢様がぼーっとするなんて」

　「そんなことはどうでもよくてなんなの？」

　「だ！か！ら！ピアノの稽古の後は家庭教師の先生が来るって言ってんだよ！！！」

　「ふっ敬語外れてるわよ？」

「しょうがねえだろ。おまえが言う事聞かねえだからよ」