闇の多い男は家出したお嬢様から離れない
 実は私と北斗は執事とお嬢様という関係でもあるが、幼馴染で同級生だ。

 だから執事の仕事の時と怒ったりするときは敬語ではなくタメ口だ。

 私は北斗のタメ口のほうが好きなんだけどね〜

 「おまえまじで時間やばいぞ?」

 「うわっなんで言ってくれなかったのさ!!!」

 「何回も俺は言ったわ!!!」

 こんな感じで私は色々な習い事?が入っておりいつもそれを北斗が知らせてくれることになっている。

 でも私はこの生活が嫌いだ。理由は、他の同級生とは生活が違うため、小学校のときに

 家が組だということが知られたときにみんなが離れていってしまったことがあるからだ。

 だから私は今夜誰にもいわずに家出をしようと思っている。

 家出して自由な生活を送ってやる!!!




 そしてその日の夜、、、、



 今日はみんななんかパーティに呼ばれたらしいが私は面倒だからいかないと言ってある。

 つまり家出するには最高だということだ!

 まずは洋服を、、、たくさんありそうだからトランクケースでいっか!

 洋服、歯ブラシ、下着、スマホ、自分のお金が入っている銀行の通帳、学校の制服、、、こんなもんでいいかな〜

 「じゃあいままでありがとうございました!!」
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