闇の多い男は家出したお嬢様から離れない
 「なんで私の考えていることがわかったの?もしかしてエスパー!?」

 「んなわけあるか。全部声に出てたぞ」

 「うそっ!!!」

 恥ずかしー、、、

 「嘘なわけあるか。あらためて時流詩優だ。一応知らなそうだから行っておくがお前と同じクラスな?」

 うそ、、、こんなイケメンいたっけ?

 「俺基本時流組の若頭だから仕事してる。だから学校には基本行ってない。てかお前俺のことイケメンって思ってたんだなww」

 「そ、そんなことないし!!」

 なんでやっぱり分かるの?エスパーでしょ!

 「だから全部声出てるって!!」

 やば、、気をつけよー

 「助けてくれてありがとうございました。時流さん?」

 「クラスメイトなのにさん付けと名字はおかしいだろ。詩優でいいよ」

 「わかった。ありがと詩優!!」

 「っ////ああ。てかこのあとお前どうする気だ?」

 「あ、、、どーしよ」

 すっかり忘れてたよー、、どーしよーかなー

 「行くとこないならうちんち来る?」

 うそっ!!!そのほうがお金も浮いていいんだけど、、

 「その代わり俺の婚約者のふりをしてくれ」
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